学術集会

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第24回 生殖バイオロジー
東京シンポジウム

ご挨拶

第24回生殖バイオロジー東京シンポジウムの大会長にご指名頂きました東邦大学医学部産科婦人科学講座の片桐由起子です。東條龍太郎先生、鈴木秋悦先生をはじめ、発起人・世話人の先生方の熱い思いと生殖学の歴史の詰まったこの生殖バイオロジー東京シンポジウムにおきまして、第24回大会長を仰せつかりましたことを大変光栄に存じ、身の引き締まる思いです。
1978年の世界初の体外受精、1992年の卵細胞質内精子注入法(intracytoplasmic sperm injection ICSI)の開発以来、卵巣刺激、胚培養、凍結技術等、多様な視点から生殖補助医療技術は発展してきました。日本では、出生児の約9.8人に1人が生殖補助医療で誕生するほどにその技術は社会に根を張って多くの方々に受け入れられる医療となっています。しかしその発展は一朝一夕に積みあがったものではなく、多くの先輩方の英知と努力が注ぎ込まれて今日があります。しかし、それらの第1世代・第2世代の日本の生殖医療を立ち上げ発展させてきた皆様から、現在の生殖医療を中心になって支えるようになっている次の世代が、現状理解にとどまらず、これまでの経緯を知り、そのうえでさらに未来に向けて発展していく世代交代・引継ぎの時期が到来してきていると実感しております。本会では、新たに評議員制度を導入し、本会運営への若手の参画を図ることに舵を切りました。その初回のシンポジウムが、このたびの第24回となります。
そこで第24回の本会のテーマを「生殖医療 礎から未来へ」と題し、評議員企画を計画しています。また、ご開業の先生の参画が多かった本会に、アカデミアの先生方も巻き込んで、日本の生殖医療領域全体が一つになるような会を企画する所存です。私が大会長を仰せつかった意味をしっかりと背負って開催したいと決意しております。

東邦大学 医学部産婦人科学講座
教授 片桐由起子

日 程
2025年9月7日(日)9:00~17:00
会 場
JA共済ビルカンファレンスホール

東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル 1F

電車をご利用

  • 東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町駅」4番出口 徒歩2分

お車をご利用

  • 駐車場:あり(地下有料駐車場)
    ※台数・営業時間等に制限がございますので、できるだけ公共機関をご利用ください。

JA共済ビル カンファレンスホール

共 催
日本臨床エンブリオロジスト学会
大会長
片桐由起子(東邦大学 医学部産婦人科学講座 教授)
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